COLUMN
小顔脂肪吸引のダウンタイムは何日?腫れ・痛み・過ごし方を解説
2025.09.01
小顔の脂肪吸引は顔周りの皮下脂肪(頬・顎下・メーラーファット・ジョールファット)などを金属の管で吸引し、シャープな輪郭を実現する美容施術です。
特に痩せても顔だけ脂肪が落ちにくい二重顎が気になる方に人気があります。
手術ではカニューレと呼ばれる管を使い1センチほどの切開をして吸引を行います。
方法カニューレで脂肪を吸う一般的な脂肪吸引の他にベイザーやアキーセルなどの医療機器を併用する脂肪吸引もあります。
脂肪吸引はダウンタイムが1週間以上としっかり必要なため、最近では痛みや腫れの少ない方法なども増えています。
ダウンタイムのかかる脂肪吸引ですが、
「どのくらいダウンタイムがかかるか?」
「より少なく短い期間で日常に復帰するにはどうしたらいいか?」
「術後はどう過ごしたらいいのか」
など心配になる方も多くいらっしゃるので今回はそちらについて説明をしていきます。
また当院ではこれらのダウンタイムの期間や程度、傷が気になる方に向けた切らないミニ脂肪吸引が施術時間も20分ほどで手軽に受けられます。
ダウンタイムが心配な方はぜひ参考にしてみてください。
小顔の脂肪吸引のダウンタイムはどのくらい?

小顔脂肪吸引を受ける際、多くの方が「ダウンタイムの期間」を気にすると思います。
小顔脂肪吸引のダウンタイムの目安は以下の通りです。
●痛み(術後1週間前後)
施術後は筋肉痛のような鈍い痛みが出ることがあります。
この痛みは処方される痛み止めの内服によってコントロールが可能です。
●抜糸(術後1週間)
術後1週間ほどは、切った傷を縫合する糸がついています。
そのため、クリニックに再度来院し抜系をする必要があります。
傷に関しては赤みが3ヶ月から6ヶ月ほど出る可能性がありますので、抜糸した後も赤みが気になる方はメイクやテープで隠すなどの工夫が必要です。
●腫れ(術後1~2週間)
術直後は施術した部位が大きく腫れるため、フェイスバンドでの固定が必要です。
クリニックにもよりますが、フェイスバンドの使用は3日から1週間が目安になります。
しっかり圧迫することにより腫れを最小限に抑えられ、他にも止血効果や仕上がりにも影響があります。
また就寝の際に少し頭を高くするとより腫れが出にくくなります。
●内出血(術後1~2週間)
内出血が出ると赤いアザになりますが、少しずつ吸収されて黄色になり、そこからさらに薄くなっていきます。
できるだけ内出血が出ないように術直後はフェイスバンドでしっかり圧迫をすると良いでしょう。
圧迫をしないと術後の生活により後から少量出血することなありますので注意が必要です。
内出血が出た場合、早く引かせることは難しいため、メイクなどでカバーしていただくことになります。
●むくみ(術後3ヶ月~6ヶ月)
術後の大きい腫れは1~2週間ですが、その後むくみが出る期間があります。
そのため、すっきりしたと感じるまでは腫れが引いた後もタイムラグが出る場合があります。
むくみが心配な方は、お家にいる間や寝ている間だけ、むくみ防止のためフェイスバンドをしていただいたり、お酒などを控えていただくと早めに落ち着きます。
また漢方で五苓散などむくみに効くお薬を使用するケースもあります。
●硬縮(術後2週間〜半年)
手術をして時間が経つと、脂肪を取った部位は皮膚の下が広い傷の状態になっているため、少しずつ硬さが出る場合があり、これを硬縮と言います。
脂肪をしっかり取れば取るほど硬縮が出やすくなります。
1ヶ月をピークに固く突っ張ったり、触った感覚が固く感じるケースがありますが、数ヶ月かけて徐々に柔らかくなってきます。
●知覚鈍麻(術後2週間〜半年)
術後2週間から半年、特にむくみがある時期に所々触った感覚が鈍く感じたり、痺れて感じることがあり、これを知覚鈍麻と呼びます。
こちらもむくみが取れてくると徐々に感覚が戻ってくるので、気長に待ちましょう。
これらの症状はすべて手術した後の体を治すための力が作用した自然な経過です
不安な症状が出た場合には自己判断せずに施術を受けたクリニックに早めに相談しましょう。
ダウンタイムを短くする過ごし方

小顔脂肪吸引はどうしてもダウンタイムが必要ですが、最近は忙しくお休みがとれないなど、長くダウンタイムを取れない方が増えています。
そんな方におすすめのダウンタイムの過ごし方をご紹介します。
●圧迫固定フェイスバンドの装着
ダウンタイムの過ごし方の一つ目が圧迫固定、フェイスバンドの使用です。
顔の脂肪吸引、特に顎下や頬の場合はフェイスバンドが必要になります。
術後、約3日から1週間ほどフェイスバンドで圧迫にすることにより、腫れの軽減や内出血を抑えることにつながります。
またしっかり癒着をさせることでより良い仕上がりにもなりますので、施術後はぜひ使ってみてください。
●刺激物やアルコールを避ける
術後は腫れ対策のため、食事に気をつける必要があります
特に塩分やアルコールはむくみが出やすくなるため気をつけましょう。
アルコールはたくさん飲むと体温が上がることもあります。
体温が上がることで、さらに腫れが強くなったり痛みを強く感じる可能性もありますので、ご自身で痛みや腫れが気にならなくなるまで、アルコールを控えると良いでしょう
●枕を高くして眠る
睡眠については、やや枕を高めにすることにより腫れが引きやすくなります。
うつ伏せや横向きで寝ると、逆に腫れむくみが出やすくなるので注意してください。
●運動や長時間のお風呂を控える。
体温が上がると血流が良くなることから腫れや痛みが強く出る可能性があります。
そのため、体温が上がりやすくなる行動、特にお風呂と運動は注意しましょう。
お風呂はサッとシャワー程度がおすすめです。
スポーツも体温が上がって腫れや痛みを強くしてしまう可能性があるため、ご自分で気にならなくなるまでは控えることをおすすめしております。
●適切なタイミングのマッサージ
マッサージは医師の指導に沿ってタイミングを調整してください。
術後2~3週間頃から硬縮が始まり、人によってはマッサージをご希望される場合があります。
ただし、傷がある程度落ち着く前にマッサージを開始すると、腫れや内出血を悪化させる可能性もあるため、それらのリスクが少なくなってからスタートすることをお勧めします。
また、やり方によっては、傷の刺激になり硬縮を悪化させるケースもありますので無理なマッサージは注意が必要です。
仕事復帰・外出はいつから可能?

小顔の脂肪吸引を受けるにあたり、多くの方が心配するのが「仕事や外出にはいつから復帰できるか?」という点です。
ダウンタイム中の見た目や体調に配慮しつつ、無理なく日常に戻るためには、自分のライフスタイルに合わせたスケジューリングが重要です。
■ 在宅勤務:翌日〜3日後でも可能
この時期は圧迫固定をしている時期なので人に会うとすぐ分かってしまいますが、在宅であれば特に問題ない場合が多いです。
ただし、少し腫れが出ていたり、痛みがある時期でもありますので、無理せずこまめに休憩をとってお仕事を進めてください。
オンラインのウェブ会議では、さすがにわかると思いますので注意が必要です。
■ 接客業・人前に出る仕事:一週間程度がおすすめ
1週間で大きな晴れや内出血が少し落ち着いてきた時期になりますので、目安はお休みが5日から1週間ほどになります。
マスクが可能であれば目立ちにくくより過ごしやすくなります。
ですが、この時期でも多少のむくみやちょっと黄色っぽい内出血が残っている可能性もあるので、大事なご予定があると注意は必要です。
基本的にはメイクで隠していただく場合が多くなります。
■ イベントや写真撮影:最低1ヶ月
大事なイベントが控えているときなどは最低限1ヶ月は空けてください。
ただし、1ヶ月でもまだむくみや拘縮ですっきりしない時期になる場合もあります。
結婚式など一生に一度の大事な場面を控えている方は、3ヶ月から半年以上前の施術がおすすめです。
最後に仕事や外出の復帰タイミングは見た目の回復だけでなく自分の体調や気持ちの余裕も大切な判断材料です。
周囲に気を使いすぎず、自分が安心して過ごせるタイミングで社会復帰することがおすすめです。
ダウンタイムが気になる方はミニ脂肪吸引がおすすめ。

ziz CLINICでは、ダウンタイムが取りづらいという方に向けて、切らない脂肪吸引のミニ脂肪吸引を行っております。
ミニ脂肪吸引は一般的な脂肪吸引と違い、切らずに針穴から脂肪を吸引し、施術時間も20分程度ととても手軽な施術です。
当院院長が開発した特注の極細カニューレにより、切開せずに注射針と同じ針穴からの施術か可能になりました。
また特殊なカニューレにより、吸引力も強いため施術時間も約20分と短く、負担が軽いためダウンタイムも通常の脂肪吸引の半分以下になります。
さらにしっかり効果を出したい、たるみも気になるという方にはミニ脂肪吸引と糸リフトをくみ合わせたサクションリフトも提供しています。
新たな傷は基本的には増えないため、よりダウンタイムは短くしっかり効果を出したいという方にとても人気です。
また糸リフトは溶けてしまうのでそれだけだと定期的に施術が必要ですが、サクションリフトはミニ脂肪吸引で皮膚の下を軽く剥離した後に糸リフトで引き上げで皮下と癒着をさせるので定期的な糸リフトの施術が必要なくなります。
糸リフトの効果が好きだけど、何度もやりたくないという方にはとてもコスパが良くオススメです。
「脂肪吸引を受けたいけどダウンタイムが心配で受けられない」
「脂肪吸引の切った傷が心配です。」
このような方はミニ脂肪吸引がおすすめです。
まとめ:ダウンタイムを知って、納得のいく小顔の脂肪吸引を

小顔の脂肪吸引は、顔の脂肪に直接アプローチできるため、短期間でフェイスラインを引き締めたい方に非常に効果的な施術です。
ただし、施術後には腫れやむくみなどのダウンタイムが一定期間発生することを理解し、事前に準備しておくことが大切です。
今回ご紹介したように、術後の腫れや痛みのピークは数日程度で、多くの方が1〜2週間で日常生活に戻れています。圧迫や生活習慣の工夫、正しいアフターケアを行えば、ダウンタイムを最小限に抑えながら、自然で美しい小顔を手に入れることができます。
「顔だけ痩せない」「輪郭をすっきりさせたい」とお悩みの方は、まずは医師によるカウンセリングを受けてみませんか?
ziz CLINICでは、顔の脂肪吸引に豊富な実績があり、ダウンタイムを最小限に抑える施術法と充実のアフターケアが魅力です。あなたの理想の小顔づくりを、信頼できる医師がしっかりとサポートします。